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近年のサッカーはすべてのポジションで運動量が増えている?

筋肉の流れ

サッカーで最も運動量が求められるポジションと言えば、MFです。フィールドの中央に位置することから攻撃にも守備にも顔を出すため、必然的に走行距離も長くなるのです。一試合平均で12km程度走る選手はかなりの運動量の持ち主だと言えます。

元イタリア代表MFピルロ選手は、プレースタイルこそパスを散らしてゲームを組み立てるものですが守備にもかなり顔を出します。そのため、走行距離は毎試合10km以上でした。近年のサッカーでは、何も中盤の選手だけに運動量が求められるわけではありません。
これは、GKも同様です。GKと聞くと、ほとんど動くことはないのではないか、と感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、近年ではビルドアップにも参加する必要がありますし、DFが自陣に戻れない場合には広範囲までカバーしなければなりません。そもそも各ポジションで運動量が求められていることから、空いたスペースをカバーするための運動量がGKにも必要なのです。

DFの場合、CBは状況に応じてドリブルで相手陣内にボールを運ぶこともあります。セットプレーの際には相手ゴール前まで上がることもあり、カウンターに対応するために全速力で自陣まで戻る必要もあります。
SBは攻守にアップダウンをすることがあり、中にはMF以上に運動量が必要だという人も多くいます。SBの運動量は、それぞれのプレースタイルによって異なると言えるでしょう。
MFは、上述の通り特に攻守バランス良く能力が必要であり、カバーするスペースも多いことからどうしても運動量が多くなります。

最後にFWですが、近年ではFWにもチェイシングやコースを切る動きなど守備的な能力が求められています。そのため、スプリントの回数や相手DFのボールを奪うための豊富な運動量も評価の対象とされているのです。